逆子のお灸

九品仏駅徒歩1分 鍼灸整体サロンCalm 濵田です。
皆さん「逆子のお灸」ご存知ですか?

 

 

逆子とは?

骨盤位(こつばんい)とは、子宮内の胎児が下半身を子宮口の側に向けた胎位をいう。俗に「逆子(さかご)」と呼ばれる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

妊娠27~28週頃に胎児の位置「骨盤位」であると「逆子」と診断される事が多いです。
分娩の際に「逆子」ですと自然分娩では難産になるため「帝王切開」での出産が一般的です。

自然分娩を希望される方にとっては「逆子」をなんとしても治したいものです。

 

逆子にはお灸が効く

出産までに逆子でいる割合は約5%と言われています。
5%は帝王切開をしているのです。
それを踏まえた上で、「逆子の灸」の逆子矯正率は89.9%というデータがあります。

至陰のお灸の効果については、多くの報告があります。
林田は至陰の灸(半米粒大3壮)および三陰交の灸頭鍼(3壮)を主とする鍼灸治療を行ったところ、盤位 584 例中525例が矯正(矯正率89.9%)されたとし、灸治療は有効な治療法であると推奨しています

お灸で骨盤位(逆子)が治る
引用:公益社団法人 全日本鍼灸学会

実際お灸をしてみるとお腹でポコポコと胎動を感じることはよくあります。

 

どこにお灸をするの?

「至陰」は必須でお灸を据えます。
足の小指爪の外側です。下の写真のシールが張ってある場所ですね。
ここに熱さを感じるまでお灸を据えていきます。

至陰 (しいん)
足の第5指外側爪甲根部、爪甲の角を去ること1分

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そんな「逆子の灸」動画にしました

せっかくなので施術風景とあるあるも動画にしましたので是非御覧ください。

 

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あるある1.最初が熱くない

皮切りの灸と言って最初は熱いものなのですが、意外と何も感じないことが多いですね。
みなさん熱いのを覚悟して来てくださるのですが
「え? こんなもん? 全然平気!」
ということがよくあります。

あるある2,油断していると灸に熱いのが来てびっくりする

リラックスムードでお灸の効果について説明している最中に
何回目かのお灸が意外と熱く
「え?! 熱いんですけど!」となることがよくある。
熱が入って熱さを感じることはとても良いことなので心配いらないのですが
結構びっくりして緊張モードになることもありますね。

あるある3.半信半疑だったお灸の効果に感動する

とかなんとかやっているとお腹では赤ちゃんがポコポコ動き出すことが多いです。
「あ! 今動きました! すごい!」
緊張モードも嬉しいモードに変わります。

 

あるある4.お灸の熱さを忘れる

すっかり嬉しくなってお級の熱さを忘れていたけれど
また不意打ちで熱いのが来てびっくりする。
けれども嫌な熱さではなく、懐かしささえ感じるくらい余裕が有ることが多い。

 

おわりに

逆子の灸、いかがでしたか。
tiktokでこの手の動画を先行配信していましたが、もったいないのでブログにもしました。
逆子にお灸はとっても実績があるものですので、是非周りで困っている方いましたら鍼灸院をご紹介してあげてください。
妊娠30週以内だと改善率が高いので、逆子とわかったらすぐにお灸を受けるのもポイントですよ。

 

この記事を書いた人

濱田 顕成  Akinori Hamada

Calmのコンセプトである"深い癒し"を求め 10年以上かけ培ってきた知識と技術で 皆さまが充実した日を送れるようサポート致します