【Calmにご来院される方の症状について その3】

こんにちは。
世田谷区奥沢九品仏駅から徒歩1分 鍼灸整体サロンCalmです。

以前その1その2でCalmへご来院されている方の症状であるギックリ首についてご紹介しました。
今日はその3です。

最近ではご出勤される方も増えてきていますが、ご職業によってはまだテレワークの方もいらっしゃいます。
他に出かける用はないし、ご飯は家にあるもので済ましちゃおう。
こんな方も多く、出かける機会が以前よりは減っていると感じる方も増えていると思っています。
そのこともあってか
お仕事とプライベートの切り替えが上手く行かず
眠りの質が良くないとお話を伺うことも増えました。

これを踏まえて今回は眠りについて書こうと思います。

 

不眠症とは

入眠障害(寝付けない)中途覚醒(眠ってから深夜などに目が覚めてしまう)早朝覚醒(起床時間よりも早く起きてしまう)熟眠障害(ぐっすり眠れた感覚がない)
などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に体の怠さや集中力・意欲・食欲の低下などの不調が出る病気のことを言います。

原因にはストレスや心や体の病気、薬の副作用によるものなどさまざまです。
その原因に合わせたケアが必要です。

定義として上記のような症状が1ヶ月以上続くと書いていますが、ここまで行かなくても1週間以上眠りが浅いと感じている方は
たくさんいると思います。
眠れた気がしないという状況はストレスに感じていつものパフォーマンスができないと思うこともまたストレスになると思います。
リラックスした状態だと眠たくなってくるものです。
自分の中でこの時間はリラックスしているなですとか、これをすると気持ちが落ち着いてるなということを普段から知っておくと
良い睡眠が取りやすくなり、それが近道です。

何時間寝れば良い?

睡眠時間は何時間取れば良いの?とご質問を頂くことがあります。
この答えは【その人による】です。
日本人の平均睡眠時間は7時間と言われています。
ただ、ショートスリーパーの方もいますしその方がその睡眠時間で身体が不調だと感じていなければそれで良いのです。

今日は5時間しか眠れなかった。
前はもう少し寝られたのに。
という考えは余計に眠りづらくなり眠るということにプレッシャーをかけてしまいます。
前の自分と違うと考えるのではなく、今の自分が気持ちよく眠れたかどうか、朝スッキリしているかということに
重きを置いてくださいね。

時間よりも質を上げる

上でも書いたように寝た時間ではなく、よく眠れた感じがあるかどうか。
朝のスッキリ感があるかどうかは自分の体感でわかりやすい感覚です。
ここでご自身で行える良い眠り質を上げるポイントをお伝えします。

眠りの質を上げるポイント

・朝日を浴びること

→幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促しリラックス&活動意欲を高めて夜は眠たく、日中は活動的のペースを作ってくれます。

・乳製品・豆類を食事に取り入れること

→トリプトファンという必須アミノ酸が腸内細菌の働きによって変化して血管を通って脳へと運ばれそれがセロトニンになります。
このトリプトファンを含む食材が
チーズ・牛乳・ヨーグルト・豆腐・納豆・味噌などの

乳製品や豆類なんです。

腸の動きを良くしてセロトニン分泌を促しましょう。

・眠る前に手の平と足の裏をマッサージ

手の平や足の裏の温度が上がるとその分体の深い部分の温度(深部体温)が下がります。
よく眠れるタイミングはこの深部体温が下がった時です。
意図的にそれを起こしてあげるということです。
手の平と足の裏を気持ち良いと感じる強さでゆっくりマッサージをして
触り始めたときより温かく感じたらOKです。
眠気を感じたらベッドで横になりましょう。

おわりに

自分のために時間を使うということが意識できると気持ちは落ち着きリラックスできます。
関わる誰かのためにと行動している方ほどこの時間を作って欲しいと思っています。
それだけで睡眠の質は変わっていきます。
ぜひお試し下さい。

この記事を書いた人

中川 咲 Nakagawa Saki

鍼灸整骨院、治療院、鍼灸マッサージ整体院を経て 代表濱田と再会しCalmスタッフへ 来て良かったと思える身近な特別空間を目指して 丁寧な施術を心がけ皆さまのサポートをさせていただきます。