眼精疲労に効くツボ Calm CARE 2023年4月15日号

奥沢・自由が丘・九品仏・尾山台・田園調布から近い鍼灸整体サロンCalmです。

 

Calm CARE創刊

 

月1回(予定)ツボ・ストレッチ・お灸等を用いたお身体ケア情報を配信してまいります。

その構成は

  1. 「~ケア」ではシンプルにケア方法をご紹介。
  2. 「おすすめ~」では追加で読んでおくと身体に優しい情報をご紹介。
  3. 「~を考える」ではなぜそのツボ・ストレッチなのか? というテーマを深掘りしたちょっと納得情報です。

「~ケア」だけでも十分ケアできますので、是非実践してみてくださいね。

 

 

眼精疲労に効くツボ

 

「晴明 せいめい」

場所:目頭の窪み

 

指先で眉毛あたりにジワーッとした感覚が得られるまで押しましょう。

疲れた時はいつでも押しましょう。

眼の前が明るく、頭が軽く感じられるはずですよ。

 

 

 

おすすめコラム

コラムにて「目の疲れに効くツボ シリーズ」掲載しております。
こちらも是非読んでみてくださいね。

 

眼精疲労を考える

眼精疲労を感じるケースは目の使い過ぎだけではありません。

結膜炎、ぶどう膜炎などの感染症、ドライアイ、睡眠不足、脱水など、が無いことを前提で考えていきます。

眼精疲労の場合は白目(強膜)に血管が浮き出て充血しているように見えることが多いです。

これは目の周りの血流循環が滞ったことにより毛細血管が拡張したものです。

循環が悪い→目の周りへ血液が届きにくい→…慢性的に続く…→血管を拡張して一過性に血行を改善しようとする→充血

根本にあるのは「目の周りへ血液が届きにくい」状態に陥っていること。

根本にアプローチすることで、充血が起きにくい+目の疲れを感じにくい状態を期待できますね。

 

さて、目の周りの血管って実はポイントがあるんです。

 

 

これは動脈の画像です。

脈から脈へ枝分かれして全身へ血液が流れていくのですが

目の周り、あるポイントに集中しているのがわかりますか?

そうです。目頭から鼻根あたりに血管が集まっていますよね。

目へ枝分かれしていく血管のこのポイントで血行が悪くなってしまうと眼精疲労を感じやすい。

裏を返せば、このポイントの循環を改善することで眼精疲労にアプローチできる、ということです。

 

 

そうですね、ここはさきほどご紹介しました「晴明」があるところ。

解剖学が発達していない時代からある「眼病に聞くツボ」です。

 

晴明とは「清らかで明るく、生き生きとした様子を意味する「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略した言葉。」

このツボの名前に込められた生命力の豊かさ。

是非晴明で明るく生き生きしていたいですね。

 

この記事を書いた人

濱田 顕成  Akinori Hamada

Calmのコンセプトである"深い癒し"を求め 10年以上かけ培ってきた知識と技術で 皆さまが充実した日を送れるようサポート致します