肩こりケア Calm Care
奥沢・自由が丘・九品仏・尾山台・田園調布から近い鍼灸整体サロンCalmです。
カームケア No.12
月1回(予定)ツボ・ストレッチ・お灸等を用いたお身体ケア情報を配信してまいります。
肩こりケア
はじめに
現代の忙しい生活の中で、多くの人が肩こりに悩まされています。デスクワークやスマートフォンの長時間使用、ストレスなどが原因で、肩のこりや痛みが日常生活に影響を及ぼすことも少なくありません。この記事では、肩こりの原因や症状、デスクワーク中の正しい姿勢、肩こりに特に効果的なツボを紹介し、自宅で簡単にできるセルフケア方法をお伝えします。
肩こりってどんな状態?
肩こりは、首から肩、背中の上部にかけての筋肉が硬くなり、痛みや不快感を感じる状態を指します。
原因としては、長時間の同じ姿勢、運動不足、ストレス、不適切な姿勢などが挙げられます。
肩こりが進行すると、頭痛や手のしびれ、めまいなどの症状を引き起こすこともあります。
デスクワーク中の正しい姿勢
デスクワークが原因で肩こりが悪化することが多いため、正しい姿勢を保つことが非常に重要です。以下に、デスクワーク中の正しい姿勢についてのポイントを紹介します。
椅子とデスクの高さ調整
椅子の高さは、足の裏が床にしっかりとつくように調整します。膝は90度に曲げることが理想的です。デスクの高さは、肘が90度に曲がる高さに合わせます。肘を自然に曲げた状態でキーボードやマウスに手が届くように設定しましょう。
姿勢
骨盤の下にある坐骨が座面に刺さるように腰掛けます。重要なことは「骨盤がしっかりと立つ」姿勢をとること。そうすることで腰がS字カーブを描くように座ることができ、さらに顎が引けて首が緊張しにくい姿勢を取ることができます。。背もたれを使う・使わないの前に骨盤がしっかり立っている必要があるのです。
モニターの位置
モニターの上端が目の高さと同じになるように調整します。目からモニターまでの距離は、腕を伸ばして指先が画面に届く程度が理想です。モニターの角度は少し上向きに調整し、反射光が目に入らないようにします。
肩こりに効くツボ
肩こり解消に効果的なツボは数多くありますが、特におすすめのツボをいくつかご紹介します。これらのツボを押すことで、肩の緊張を和らげ、血行を改善する効果が期待できます。
肩井(けんせい)
場所: 首の付け根から肩先に向かって中間点に位置します。肩の中央部にある、少しへこんだ部分です。
押し方: 親指や指の腹でゆっくりと押しながら、5秒ほどかけて圧をかけ、3秒ほどかけて力を抜きます。これを5回繰り返します。
天柱(てんちゅう)
場所: 首の後ろの髪の生え際にあり、後頭骨の下部、首筋の両側に位置します。
押し方: 両手の親指を使い、天柱を内側に向かってゆっくり押します。5秒間圧をかけ、3秒間力を抜く動作を5回繰り返します。
肩中兪(けんちゅうゆ)
場所: 肩甲骨の内側、肩の後ろの真ん中あたりに位置します。
押し方: 親指で肩中兪を押しながら、5秒ほどかけて圧をかけ、3秒ほどかけて力を抜きます。これを5回繰り返します。
まとめ
ツボ押しは、忙しい日常の中でも簡単に取り入れられる肩こり解消法です。肩こりに効果的なツボを押すことで、肩の緊張をほぐし、血行を促進する効果が期待できます。日常生活の中で、リラックスした状態で定期的にツボ押しを行うことで、肩こりの予防にもつながります。ぜひ、この記事で紹介したツボ押しを試して、肩こりのない快適な毎日を手に入れてください。