伝統的なお灸が好評です　Calm NEWS 2024年9月号

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伝統的なお灸が好評です　Calm NEWS 2024年9月号

1 伝統的なお灸が好評です
2 耳ツボ療法・戦場鍼モニター結果【一次報告】
3 営業日・定休日
4 あとがき

伝統的なお灸が好評です

伝統的なお灸

お灸は、東洋医学の一環として古代中国で発祥し、日本でも長い歴史を持つ治療法です。お灸の基本的な考え方は、人体に存在する「経絡」と呼ばれるエネルギーの通り道を整え、健康を維持することにあります。
お灸は、ツボと呼ばれる特定のポイントに熱刺激を与えることで、体内のバランスを整え、さまざまな不調を改善する効果があります。

お灸にはさまざまな種類がありますが、伝統的なものは艾（もぐさ）を使用します。
艾は、ヨモギの葉を乾燥させて細かく砕いたもの。
伝統的なお灸の方法は艾を捻って円錐状のこよりに成形し、皮膚に据え線香で点火。艾を最後まで燃焼させることで体に熱刺激を伝えることが特徴です。

Calmのお灸は直接灸ではなく間接灸

伝統的なお灸の方法にも直接灸という皮膚に直接据える方法と皮膚の上に何かしらを挟んで据える間接灸があります。
直接灸はほぼ必ず火傷を負います。当然治癒までに時間がかかり、瘢痕を残すことも有るのが直接灸の特徴。
Calmでは直接灸を用いません。「灸点紙」を皮膚の上に貼り直接火が皮膚に触れないように保護することで火傷リスクを限りになく低くしつつ、柔らかな熱刺激を伝える間接灸を行います。

灸点紙とは何か？

灸点紙は、直接灸を行う際に、皮膚を保護するために用いる小さな円形のシール状の紙です。灸点紙の中心には穴があり、この穴の上にモグサを置いて燃焼させます。灸点紙は、モグサが燃える際に皮膚に直接触れることを防ぎ、やけどなどのリスクを軽減する役割を果たします。

灸点紙を使ったお灸の効果

ここでは間接灸っで代表的な「せんねん灸」と比較していきましょう。
せんねん灸は皮膚との間に台座がありそのうえで艾を燃焼させます。この燃焼時間は2－3分。熱刺激が長時間伝わるのが特徴です。
一方灸点紙に捻った艾を据える方法は燃焼時間が1秒程度とごく短時間で、伝わる刺激は熱さよりもチクッとします。これを複数回繰り返すと、お灸施術が終わってもなお温かさを感じられるようになります。これが伝統的なお灸の一番の特徴で、好評を得ております。

手作業なので手間も技術も必要な伝統的なお灸、ぜひお試しください。