風邪のケア Calm CARE

奥沢・自由が丘・九品仏・尾山台・田園調布から近い鍼灸整体サロンCalmです。

 

カームケア No.8

風邪のケア
風邪のケア

 

 

久しぶりのCalm CAREです!
月1回(予定)ツボ・ストレッチ・お灸等を用いたお身体ケア情報を配信してまいります。

 

東洋医学による風邪ケア

風邪は季節の変わり目に特に見られる一般的な病気ですが、東洋医学ではこれを「外邪」が体内に侵入し体のバランスを崩す現象と捉えます。
本稿では、東洋医学の視点を通じて風邪に対するアプローチとツボを活用したケア方法を紹介します。

 

東洋医学的観点からの風邪

東洋医学では、風邪は「邪気」が体内に侵入し、体の正気と戦う状態と定義されます。
「風邪」という名前自体が、この邪気が風のように侵入することから来ています。
体は発熱や発汗といった反応で外邪に対抗し、自然治癒力を発揮します。

 

基本的なケアと民間療法

風邪の基本的なケアには、十分な休息、充分な水分摂取、バランスの取れた食事が含まれます。
また、体を温かく保つこと、特に足元の冷えに注意することが重要です。
民間療法としては、体を温め血行を促進する生姜やネギを使ったスープ、喉の痛みや咳を緩和するはちみつ大根が有効です。
これらは副作用が少なく、自宅で簡単に試すことができます。

中華風生姜卵スープのレシピ

このスープは、手軽に作れて体を芯から温めてくれる、冬場にぴったりのレシピです。
生姜のほのかな辛味と香りが、風邪のひき始めに効果的です。
また、卵が加わることで、栄養価が高まり、滑らかな口当たりを楽しめます。

 

【作り方】

1. 鍋にごま油を引いて火にかけ、香りが出たら生姜を加えて軽く炒める。
2. 1に水を入れ、中華スープの素、胡椒を加えひと煮立ちさせる。
3. 火を止めたら水溶き片栗粉でとろみをつける。
4. 溶き卵をゆっくりと入れてかき混ぜ、仕上げに青ネギをのせたら完成!

 

引用元:超簡単!時間がないときでもできる生姜スープレシピ 中華風生姜卵スープ

 

 

ツボを使った風邪ケア

東洋医学のツボを刺激することで、気の流れを調整し体のバランスを整えることが可能です。風邪に効果的なツボには以下のものがあります:

  • 風池(首の後ろ、髪の生え際のくぼみ):頭痛や鼻詰まりに効果的。
  • 合谷(手の親指と人差し指の間):全身の風邪症状に効果があります。
  • 足三里(膝の下の外側、脛骨の前約4cm):体力をつけ、風邪の予防や回復に役立ちます。

これらのツボは自分で刺激可能で、初期症状には特に有効です。

風池は親指で押しても良し。カイロで温めても良いです。
合谷と足三里にはお灸がなお良いですよ。

 

風池。写真の親指のところ。
風池。写真の親指のところ。

 

お灸が据えてある場所。
合谷。お灸が据えてある場所。

 

足三里。すねの外側。針が刺さっているところ。
足三里。すねの外側。針が刺さっているところ。

 

あとがき

風邪様症状というと花粉症であったり、新型感染症であったり、インフルエンザであったりとなかなか判断は難しいですよね。
今回はごくごく一般的な風邪のケアでした。

なんでもお灸やツボ押しで治そうとしないことも大切ですので、参考程度に読んでもらえたら嬉しいです。

 

この記事を書いた人

濱田 顕成  Akinori Hamada

Calmのコンセプトである"深い癒し"を求め 10年以上かけ培ってきた知識と技術で 皆さまが充実した日を送れるようサポート致します