鍼灸師って〇〇？
ごきげんよう。鍼灸整体サロンCalm 濵田です。
鍼灸師（はりきゅうし）って一体何者？という施術中によくお答えするQ&Aをまとめてみました。
「鍼灸師あるある」ですよ。
目次
鍼灸師って○○でしょ？編
Q.鍼灸師って資格取るのにお金かかるんでしょ？
A.専門学校３年間で約３００～４００万。大学４年間で約６００～７００万です。
ちなみに「専科と本科」という区分がありまして「はり師・きゅう師のみ」もしくは「あん摩マッサージ指圧師」のどちらかの取得の場合は「専科」です。
「はり師・きゅう師のみ」もしくは「あん摩マッサージ指圧師」の両方を取得する場合は「本科」になります。
「専科」「本科」ともに専門学校では３年のカリキュラム。大学では「専科」ですが４年のカリキュラムです。
ちなみに「本科」の大学はありません。
Q,鍼灸師ってことは眼が悪いの？
A.健常者の鍼灸師のほうが現在は多いです。
江戸時代から鍼灸師は視覚障害者の職業として発達してきた経緯があります。あん摩マッサージ指圧師も同様でした。
法律で保護されてきた職業だったのですが２０００年に規制緩和。多くの養成学校が新設され、晴眼者の鍼灸師が増加しました。
２０１８年時点のあはき師の数を調査した結果がこのほど公表された。全国総数は、あん摩マッサージ指圧師が１１万８９１６人、はり師が１２万１７５７人、きゅう師が１１万９７９６人。このうち「目が見えない者」はそれぞれ、２万６８２２人（２２・６％）▽１万５２２５人（１２・５％）▽１万４５９４人（１２・２％）、いずれも人数は前回（２０１６年）より増えたが構成比率が下がっている。
Q.鍼灸師って気とかを出せるの？
A.結論：一般鍼灸師は気を出せません。ここらへん解釈が色々あるところです。
真面目に質問される方と面白半分質問してくる方いらっしゃいます。
気って難しい概念だと思うのですよ。特性として「見えない」「触れられない」「音もしない」です。
現代科学に当てはめると「空気に近い気体」なのは理解しやすいと思います。
ですが、東洋医学では身体の経絡というルートを巡っていて、各臓器の機能を働かせていて～と続きます。
ここらへんの解釈に目をキラキラさせてうんうんと聞いてくれる方ならばもう少しお付き合いを。
それらは気功は気功でも内気功といって自分の身体の気の巡りを良くするアプローチがいわゆる現代でよく使われる気功の意味。
外気功というのがみんなが期待する元気玉みたいな自分の外へ気を与える気功と分類できます。
更にいうと軟気功と硬気功ありますが…サロンのコンセプトと違うので割愛します。
こちらの論文がとても共感できるのでここまで読んでくださったかは是非。
「気とは何であるか」というテーマに関しては、近年多くの科学的アプローチがなされてい
る18, 19, 20）。しかし現在のところ、気の実体が解明されたとは言い難い。
Q.自分で自分に鍼したりするの？
A.良くしています。でも鍼嫌いな鍼灸師は結構多いです。
首・足・頭が多いですね。手が届きやすく安全性が高いところです。
慣れないデスクワークで首がこったり、眼が疲れたり、頭痛がしたときはセルフ鍼していますね。
頭頂部にある百会というツボは高頻度。
まるで頭からアンテナが生えているかのような光景ですね。
鍼を刺したまま仕事していることもよくある話。
おわりに
鍼灸師って○○？いかがでしたか。
みなさん思っていたけれどなかなか聞けない話題ですよね。
他にも聞きたいことございましたらInstagramのDM、LINE公式、info@saloncalm.jpまで是非ご連絡ください。
この記事を書いた人
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