【Calmへご来院される方の症状について その2】

こんにちは。
世田谷区奥沢九品仏駅から徒歩1分 鍼灸整体サロンCalmです。

前回はCalmへお越し頂いた方の症状で見られたギックリ首について
書かせて頂きました。
ギックリ首の症状が出やすい筋肉として板状筋を上げましたが
他にも痛みが出やす場所がありますので合わせてお伝えしたいと思います。

僧帽筋

三角形を上下に2つ合わせたように首・肩・背中についている筋肉。
とても有名な筋肉なのでご存じの方もいるかもしれません。
主な作用は肩甲骨を上方に上げること顎を上げて上を向くこと右側の僧帽筋であれば左を向くことと
右に頭を傾けることなどがあります。
特に頭を前に倒すお辞儀の動作や頭を傾ける動作で痛みが出るという方は僧帽筋に炎症が起きている可能性があります。

板状筋と同様に長時間のpc作業やスマホの見すぎなどで疲労は溜まり持続的に緊張させてしまいます。
特に猫背の方は肩甲骨が外側に開きっぱなしになります。

 

僧帽筋は上部・中部・下部の線維に分かれています。
イラストはざっくり大まかで失礼致します。
全体のつき方がこんな感じとイメージして頂ければと思います。

ここまで傾けるということはないかもしれませんが、
意外と意識なく首は傾けたり振る動作をしています。
なのでギックリ首で来院する方の中でどの動きで痛めたのかわからないですとか、
何しても痛いのでどの動作が痛むのかわからないという方もいらっしゃいます。

イライラすると余計に痛む

首が痛むと気持ちは焦りやすくイライラしてしまいます。
そうなると余計に頭に血が上り痛みも増していきます。
明日からまた仕事なのに!とこれからのことを想像してイライラしがちですが
痛みが増してしまわないよう気持ちを落ち着かせます。
ゆっくり呼吸をしているほうが痛みはましになります。

 

冷やして楽になるようならば保冷剤などで冷やしましょう

痛む場所を冷たい手で触ったら少し楽になった。
氷や保冷剤を当てると気持ち良い。
こんな感覚があったら氷や保冷剤を使ってまずは5分~10分程度冷やしましょう。
様子を見ながらまだ痛みが続くようであれば5分ごとに状態を確認して最大でも20分までにしましょう。
その後は安静にして様子を見てみてください。
痛みのピークは2~3日です。
その後の回復には個人差がありますが徐々に痛みは軽減していきます。

 

おわりに

動きや痛む場所によって筋肉が変わってきます。
急激な痛みは不安や焦りを感じやすいのですが
一度一呼吸ゆっくり行うことと、早期の治療が回復を早めます。
もしもギックリ首でお困りでしたら鍼治療をご検討下さい。
その他のお悩みもございましたらお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

中川 咲 Nakagawa Saki

鍼灸整骨院、治療院、鍼灸マッサージ整体院を経て 代表濱田と再会しCalmスタッフへ 来て良かったと思える身近な特別空間を目指して 丁寧な施術を心がけ皆さまのサポートをさせていただきます。